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田舎で始める第一次産業

 なんのツテもなく、いちから自力で新しい仕事をはじめるというのは、どんな仕事であれ並大抵のことではありません。もちろんそれは、農業や漁業、林業などの第一次産業であっても同じこと。本当に第一時産業で食べていけるようになるには相当の努力が必要で、しかも成功の補償はないのです。それでも田舎で、第一次産業に携わりたい、そう考えるのであれば、それを支援してくれる田舎独自のシステムはたくさんあります。
 第一次産業は、いまや後継者不足のところが多く、新規参入に協力的な自治体もたくさんあります。中にはほとんどただ同然で家を貸してくれて、独立のための教育や協力をしてくれるところもあります、こうした地域は後継者不足や人口減少が深刻で移住を押しし進めている地域です。もちろん定住者の誘致を行っている地域であろうと、周辺の人々があなたを食べさせてくれるわけではありません。困ったときには手助けをしてくれるかも知れませんが、いざというときには助けてもらえばいいというような甘えた考えの人は本気で助けてはもらえないものです。もしも逆の立場であったなら、本気の人でなければ時間と手間、場合によってはお金をかけて人を助けたいとは思いませんよね。
 移住先を決めるには、まずどんな産業に付きたいのか選ぶことから始まります。最も多いのは農業を始めたいという人で、また農業支援も豊富です。手始めに「新規就農相談センター」などで、就農者の移住を手助けしてくれているのか捜してみるといいでしょう。まずは経験して見たいというのであれば、ハローワークには以外と農作業の求人も少なくありません。住んでみたい場所が決まっているのなら、自治体の農業支援課などに問い合わせをして見ましょう。住み込みで就農体験ができたり、支援制度について詳しく教えてくれたりするはずです。

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